今、スタンドマイヒーローズというソシャゲにハマっている。
ゲームシステムやストーリーのあらすじなどの詳細は【スタンドマイヒーローズ 公式サイト:株式会社coly】を見てもらうとして、
ざっくりと説明すると
「顔もキャリアもスペックも申し分ないイケメンたちと恋愛するパズルゲーム」だ。
これだと「そんな乙女ゲームなんていっぱいあるじゃん!」と思うだろう。
そこで私が思う他の乙女ソシャゲとの違いを挙げていきたい。
それは、
- 主人公
- ストーリー
- パズルのギミック の3つだ。
1.主人公の個性の強さ
- デフォ名は泉玲(変更可)。
- 薬剤師資格を持つ、バリバリの理系女子。麻薬取締官になる前は薬局に勤務していた。
- 平凡な見た目で「色気はない」と公式で明言されている。
- 高校時代は陸上部で、足の速さと持久力に多少自信がある。
- 性格は「根性があって、頑張り屋で素直」。しかしよくいる乙女ゲームの主人公のようにただストーリー内の行動で示されるだけではない。「薬剤師」という資格で裏打ちされている。(加えて彼女はマトリを目指してはいたが、「倍率が低くて諦めた」。)
- カクテルより芋焼酎が好きで、くしゃみがおっさんくさくて同僚に笑われたりもすることもあるぐらい女子力が低い。
(他にもあるけどストーリーに関わるかもしれないので割愛)
私が個人的に好きなところは、「彼女の発言」と「自分にお姫様願望があることを否定していない」ところだ。配信当時は「こんな主人公っているんだ!」とびっくりした。
もちろん恋愛ゲームなのであまーーーーいセリフと声優さんのイケボに黄色い声で騒いだりもしているし、推しキャラには愛を叫んでいるけれど、モチベを保ち続けていけるのは、彼女が一人の人間として、キャラの一人として成立しているからだ。人間同士のやりとりであることが強調されていることで、男キャラが引き立つ側面があると思っている。
2.ストーリーの多様さ、丁寧さ
スタマイのストーリーにはいくつか種類がある。
- メインストーリー
- 各キャラとのメインストーリー
- 各キャラとのキズナストーリー
- イベントマップストーリー
- イベントストーリー(キャラ)
- プライベートストーリー
- ログインショートストーリー
この中からログインショートストーリーとプライベートストーリー以外の紹介をしたいと思う。
メインストーリーは現在シーズン3まで配信されている。近いものを挙げるとすれば、刑事物のサスペンスドラマだろうか。だからといって今のところキャラが病んだり死んだり、他の登場人物がたくさん死んだりというのはないのでグロ耐性がなくても大丈夫。今後の伏線になりそうな要素は散りばめられているけれど、(完結していないので)推理力も必要ない。
主人公と他の登場人物が(今のところ)恋愛関係にならないので、純粋に主人公が頑張る物語として楽しむことができる。
つまり読みやすい。
イベントストーリー(マップ)はメインとは違い、季節に合わせた内容のコメディタッチなものが多い(6月のジューンブライドや、12月のクリスマスなど)。しっかり練られていて、短いマップの期間限定ストーリーだからといって物足りなかったと感じることはあまりない。こちらは薄いが、キャラとの恋愛要素があるものも中にはある。(主人公がトキメキを感じる程度)
マップストーリーに関連してキャラとのイベントストーリーが配信される。これは後述のキズナストーリーよりも若干ボリュームがある。時系列はバラバラで、同じキャラのイベントストーリーでもキャラと主人公が恋人設定のものと、そうでないものがある。
ただ毎回全員分配信されるわけではないので、いつ自分の推しキャラが配信されるか分からず心臓に悪い。
キズナストーリーはイベントの報酬やガチャで手に入るカードのレベルを上げると解放されるストーリーだ。Rカードには一話、SRとSSRのカードには二話ついている。SRとSSRにはフルボイスのストーリーが必ずついていて、これを読みたいが為に土日限定のキズナマップを周回する。
これも時系列はバラバラで、恋人設定のものとそうでないものがある。ボリュームはカード毎にまちまちで、「これだけ?!」と拍子抜けすることもあるけれど、やばいやつはやばい。イケボとあまーーいセリフに心臓が持っていかれる。
残念なことに各キャラとのメインストーリーは配信されていないキャラの方が多い(現在配信されているのはマトリと一握りのキャラのみ)。そのため一部のキャラ以外が気になって始めた人は、キズナストーリーを読むしか(現状は)ない。
ただマトリキャラのメインストーリーは、どれも読めばキャラに対して愛情が湧くような良いストーリーばかりなのでぜひ読んで見てほしい。私は全然好みじゃなかったキャラのストーリーを読んで尊さに悶絶死した。
あくまで持論だけれど、どのストーリーもご都合主義な部分があるのはフィクションかつ乙女ゲームである以上仕方ない。
ただキャラの掘り下げが随所で行われているし、ストーリー間でのキャラの行動に矛盾がなく展開が急ではない点は物語とキャラクターを楽しむゲームとして優良なのではないだろうか。
またスタマイはシナリオライターさんが何人かいらっしゃるようだが、(全員ではないにしろ)執筆なさったことをご自身のツイッター上で公表してくださっている。生産者の顔が見えることも魅力の一つだと思っている。
3.パズルのギミックの豊かさ
イベントが季節にちなんだものが多いことは先に触れたけれど、スタマイはイベントの内容に合わせてパズルのギミックが増える。
パズルでも季節感を楽しめる親切?な仕様だ。効果的にはもともとあるギミックと同じものも多いけれど(雲と綿あめ、ハトと原稿用紙など)、まったく新しい効果のギミックが実装されることもある(ジャック・オ・ランタンや流れ星など)。イベントで新しく実装されたギミックがメインストーリーマップや、曜日マップに実装されたこともある。(どんな見た目と効果かは、実際にプレイしてみてほしい)
大抵はボムピースを量産する脳筋プレイで終わる。しかしなかには面倒なギミックもあって、それをどう攻略するか考えるのがパズルゲーム好きとしては楽しい。
ただどれだけギミックが増えても「パズルゲーム」としての難易度を考えると、
①周回する必要があるステージがある
②女性向けである
③スキルを使える
ことから難易度はかなり低い。なのでパズルゲームが苦手な人でもやりやすい。
色々と深夜テンションで書き連ねたけれど、百聞は一見にしかず。
ここまで読んでくれた酔狂な人はぜひ、スタンドマイヒーローズをインストールして遊んでみてください。
課金をするなら計画的に!!!!良い麻薬取締官ライフを!!!!